私は夜中にトイレで起きることが多く、アパートに住んでいたときは照明がまぶしくて辛かったため、トイレの照明は調光できるものにしました。これが大正解で、真夜中にトイレに行っても照明を一番弱くすることで、落ち着いて用を足し、その後目がさえることなく寝室に戻ることができます。
これも上のトイレの調光照明と同じ理由で、真夜中に起きてしまった時に、まぶしい思いをすることなく移動することができます。
北海道の住宅では、ポストやインターフォンが玄関扉のすぐ横に、壁に埋め込む形で設置されることが多いようです。その理由はよくわかりませんが、新聞や郵便物を外に取りに出なくてもよいというメリットがある反面、新聞屋さんや郵便屋さんはもちろんのこと、広告を配布する人など様々な人が断りもなく玄関扉の前まで入ってくるという防犯上のデメリットがあります。我が家はインターフォンは道路近くに設置しましたが、ポストは玄関扉横に設置しました。
その際、ポストの玄関内側に小さなテーブルをつけてもらいました。これは郵便物などが一度に取り出せないとき、一時的にそのテーブルに置いて、全部取り出してからまとめて持っていきやすくするためです。また、郵便物などが大きかったりたくさん届いたりすると、新聞や郵便物がポストに入りきらないで玄関内側に押し出されて落ちてしまうなどが考えられますが、そういったことを防止することもできます。
我が家のシステムキッチンはLIXILのリシェルSIで、アイランド型にしましたが、IHのある左側には袖壁を付けました。この袖壁にマグネットがつけば、おたまなどの調理器具をひっかけておけるマグネット式のフックが使えるし、キッチンペーパーフォルダーもつけることができます。しかし、この袖壁がマグネットになるというのはホーローで有名なタカラスタンダードのシステムキッチンだけのようで、タカラでは壁材のみの販売はしていないようです。
しかし探せばあるもので、マグネットが付くキッチン用の壁材があり、我が家はそれを設置しました。
トイレ後の手洗いがとてもラクになりました。オプションで温水が出る専用ポットも取り付けました。洗面化粧台などの場合、温水が出るまでには少々時間がかかりますが、これは常に一定量の温水を作っておくポットで、吐水開始とほぼ同時に温水が出てくるものです。寒い冬でも温水で手が洗え、何となく心まで温まります。
我が家は基本的に1階はすべて引き戸です。引き戸の良いところは、開けっ放しにしても通路の幅が狭くならない、開く際、衝突などの事故が少ないなどが挙げられます。我が家の引き戸はほとんどがリクシルの商品で、トイレのみパナソニックを採用しました。トイレをパナソニックにしたのは、扉についているすりガラスの小窓がパナソニックの商品の方が大きく、トイレに照明がついているかどうかを外から認識しやすいので、トイレ使用中に誤って扉を開けてしまうことを防止しやすいと思ったからです。リクシル、パナソニックのいずれの引き戸も戸先、戸尻の両側にソフトクローズ機能がついているので、勢いよく閉めても最後はゆっくりと引き込まれます。子どもが小さかったので、指を挟むなどの事故防止にも役立ちました。